アラフォー男の不妊治療体験記

アラフォー男です。30代前半から妻と一緒に不妊治療を開始。5年後初の妊娠は流産。妻39歳で体外受精により第1子を出産しました。

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妊娠10週6日 稽留流産が判明

ども、妻です。

 

2015年7月、若干のつわりが始まりましたが、とにかくこの夏はとても暑くて辛かった・・・

それに加えて高温期がずっと続き、連日37度〜37.5度の熱でぼーっとしていました。

毎朝の出勤時は、最寄り駅に着いたら自販でジュース買っていたほど。

 

2度目の妊娠と比べると、流産と関係があるのかは分かりませんがつわりは比べ物にならないくらい軽かったです。

なので新幹線での旅行にでかけたり、夏のお祭り巡りをしたり、花火大会に出かけたり、妊娠ライフを楽しんでいました。

 

そしてインターネット検索魔になり、今の時期の胎児の状況とか、流産の確率が日を追うごとに低くなることを調べまくって、念願の妊娠に妊婦ハイな状況でした。

 

そして、、、、10週2日にまさかの茶オリが。

かなり心配でしたが、鮮血ではなかったので病院には連絡せず。

翌日には止まりましたが、2日後にまた茶オリ。。。

 

インターネットで調べてみると心拍確認後の流産は5%くらいとあったので、大丈夫じゃない?と特に焦らず。

 

実はつわりもある朝を境に全く無くなってました。それこそ起きたら久しぶりにスッキリした感覚で、「つわりも終わったかー!」と逆に喜んでました。

 

そして妊娠10週6日の妊婦検診の日の検診直前のトイレで、さらに茶オリの量が増えたのでこれはおかしいと確信。超音波で診てもらう前にドクターに伝えました。

そしてなかなかモニターを見せてくれないドクター。

「うーん、胎嚢が前回よりも小さくなっていますね。ご説明します。」そして別室へ。

 

なんとなく悪い予感がしていたので主人にも来てもらっていたので呼びました。

まさか、、、といった主人の顔は今でも忘れられません。

 

茶オリが出た頃から何となく心構えができていた私とは違い、主人は全くの想定外。

主人目線の記事です↓

 

ドクターから心拍が止まっているので稽留流産であること、

次の妊娠に向けて早めに手術をした方が良いことを説明頂きました。

 

心拍確認後の流産は珍しいですよね?と質問をしたら、

「実際この仕事をしていると、流産の確率はお母さんの年齢%くらいあります」とのことで妙に納得。

その3 日後に手術をする手続きをしました。

 

私は流産を現実として受け止めることができたからか涙は出ず、それよりも何よりも主人の気持ちの方が気がかりでした。

 

妊娠したことを伝えていたのはごく一部の友達と、会社の友人1人、私の両親だけでしたが、狭い範囲だけにしておいてほんとに良かった。

流産を伝えて私の代わりに泣いてくれる友達を見るのが辛かった。。。

 

妊娠関連本が目に入るのも嫌だったし、母子手帳なんかもらいに行く前でほんとに良かったって思いました。

 

取り乱さなかった私達夫婦ですが、それでもその後「どうして私達は妊娠できないの?」という喪失感に、随分長く包まれることになったのです。